職人と85%の一致度! AIによるマグロの目利きシステム「TUNA SCOPE」

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朝日新聞社

bouncy / バウンシー

電通と電通国際情報サービス(ISID)、双日が共同開発した、マグロを職人レベルで目利き
できるAIシステム「TUNA SCOPE」。熟練の職人が持つ技能継承が課題となっている産業において、職人の技能をAI技術を活用して継承する取り組み「プロジェクト匠テック」の一環で生まれたシステムだ。
10年の歳月が必要とされる職人技をAIが継承
職人が尾部断面の目視で品質判定を行う「尾切り検品」のノウハウに着目した「TUNA SCOPE」。10年の歳月が必要とされる職人技の膨大なデータを機械学習で継承した。
スマホアプリに実装された「TUNA SCOPE」は、天然マグロの尾部断面画像からAIで品質判定を行うことができ、β版の試験運用では職人の目利きと85%の一致度を実現したという。
最高ランクと判定されたマグロは「AIマグロ」と名付けられ、「産直グルメ回転ずし 函太郎Tokyo」で5日間にわたって提供され高い満足度を誇ったという。
今後さまざま産業分野でAIによる目利きの継承に応用していく試みだ。
テクノロジーが「匠の技」を未来へとつないでいく。
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