スゴい進化とげたキリンのイケてない姿【どうぶつトリビア】

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世界一背が高い動物、キリン。その祖先となる首の短い動物は2000万年前に出現しましたが、サバンナという過酷な環境で行きていくために、驚きの進化をとげました。
体高4メートル、その長~い首でサバンナの樹木の葉っぱを独占。4つの胃袋で食べたものを反すうし、効率よく栄養を摂取します。さらに水分も、葉っぱから摂取するわずかな量でOK、という「節水」体質。
しかし「本当はゴクゴク水を飲みたい!」というのがホンネのよう。敵がいない安全な場所では、長身をかがめて足を広げた「イケてない姿」で水をがぶ飲みしちゃうのです。ちなみにこの姿勢になるまでは、数十秒かかってしまうそう……。
■監修:新宅広二
1968年生まれ。生態科学研究機構理事長。動物行動学と教育工学を専門にし、大学院修了後に上野動物園、多摩動物公園に勤務。国内外のネイチャー・ドキュメンタリー、動物バラエティー番組の監修を手がけるほか、動物園・水族館などの展示企画・監修を手がける。著書に「しくじり動物大集合」「もっとしくじり動物大集合」(永岡書店)、「いきもの寿命ずかん」(東京書籍)、「すごいぜ!! 動物スポーツ選手権」(辰巳出版)など。近作、映画「アース:アメイジング・デイ」、テレビドラマ「僕らは奇跡でできている」監修。