「ピラフ」実は漢字でも書けるんです

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漢字にまつわるトリビアを、美しい書道とともに見て楽しむ「漢字トリビア」。
喫茶店の軽食でもおなじみの「ピラフ」、実は漢字でも書けるんです。「饆饠」という漢字で、漢和辞典によると「ひつら」と読みます。
もともとペルシャ(現在のイラン)あたりの米料理だった「ピラウ」。これが5世紀ごろ中国に伝わり、当て字として書かれた「畢羅」が変化してできたもの。
日本では洋食のイメージが強く、料理からは想像もつかない漢字です。今度ピラフを食べるときは、その意外に長い歴史にも思いをはせてみてはいかがでしょうか。
■書道:鈴木曉昇(すずき・ぎょうしょう)氏
伝統書法を基軸とした書道家。 全日本書道連盟・正会員、産経国際書会・評議員・審査会員等に所属。
テレビドラマなどの書道指導、書状などの書道美術品、書道小道具を制作。
シダックスアカデミー書道講師、鈴木曉昇書芸教室主宰。
■監修:円満字二郎(えんまんじ・じろう)氏
1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。現在は、フリーのライター兼編集者。著書に、『漢字ときあかし辞典』(研究社)、『漢和辞典的に申しますと。』(文春文庫)などがある。