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※ 視聴回数は1日1回更新されます。東京電力第一原子力発電所に近い福島県双葉町は東に太平洋、西に阿武隈山系をのぞむ、海と山にいだかれた豊かな自然を誇る町です。福島県浜通り地方のほぼ中央にあたり、双葉郡の北東部に位置しています。
JR常磐線と国道6号が平行しながら町の中心部を南北に縦断し、南は大熊町、北は浪江町に接しています。また、国道288号線で、県の中央部である郡山市と結ばれています。比較的温暖な気候が特徴で、東北地方にありながら冬は積雪が少なく、とても住みやすい自然環境に恵まれています。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により福島第一原子力発電所において爆発事故が発生し、役場機能を埼玉県加須市へ避難・移転しました。その後、平成25年6月に役場機能を福島県いわき市へ再移転しましたが、双葉町は帰還困難区域と避難指示解除準備区域に指定され、全国へ避難した町民は未だ先の見えない避難生活を強いられています。
巨大地震と大津波、原発事故による複合災害から、双葉町を復興・再興していく道は険しく、長い年月がかかるものと見込まれます。今後、「双葉町復興まちづくり計画」に基づき、町民が生活再建を果たし、美しいふるさと・双葉町を取り戻していかなければなりません。