「日本マラソンの父」金栗四三の銅像をお披露目

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時事通信映像センター

日本人初の五輪選手で、「日本マラソンの父」といわれる金栗四三の生家(熊本県和水町)に5日、金栗の銅像が設置され、約200人が集まって除幕式が行われた。金栗は箱根駅伝の創設に尽力したことでも知られる。
台座を含めた高さは約2・7メートルで、1912年のストックホルム五輪のユニホームを着て、右手を上にかざして1位を目指す姿を表した。石原佳幸町長は式典で「金栗先生の偉大な功績を後世に伝えていく。体力、気力、努力の遺訓を大事にし、何事にも挑戦していく未来を担う人を育んでいきたい」とあいさつした。
金栗の娘の酒井ヨシ子さん(91)は「(父は)ただただ、走り続けただけなのに、銅像建立までしていただき、父は幸せ者です」と笑顔で語った。また、2024年パリ五輪の男子マラソンで6位に入賞した赤崎暁選手もゲストに招かれた。