「いくつになっても夢諦めない」90代の冒険家・三浦雄一郎 チームで挑んだ富士登山

共同通信社

共同通信【速報動画】

8月末、90歳の冒険家三浦雄一郎さんが3日間かけて富士山の山頂に到達した。世界最高峰のエベレストを3度も登頂した三浦さんだが、今回の登山は1人の力では成し遂げられなかった。3年前から脊椎の病を患い、両脚はまひ。歩行はつえに頼っている。スキー、登山など過去の冒険や事業に携わった関係者、次男豪太さんら家族―。総勢40人超の仲間がチームとなり、三浦さんが乗った山岳用車いすを山頂まで引っ張り上げた。
 リハビリに励む札幌での日常生活から登山まで同行し、年を重ねてもなお夢を追い続ける姿にレンズを向けた。