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※ 視聴回数は1日1回更新されます。タス通信などによると、ロシア極東カムチャツカ半島の東方沖で30日に起きた地震で、震源に近いカムチャツカ地方南東部で高さ3~4メートルの津波が観測された。同地方では数人が負傷したが、重傷者はいないという。千島列島北部のパラムシル(幌筵)島では、津波が海岸線から200メートルの地点まで到達し、水産加工場が水没した。ロシア当局は、カムチャツカ地方から実効支配する北方領土を含む千島列島全域にかけて津波警報を出し、住民らに対して海岸付近からの避難を呼びかけた。ロシア科学アカデミーのカムチャツカ支部によると、今回の地震はマグニチュード(M)8・7で、地震多発地帯のカムチャツカでも1952年以降で最大の規模だという。