円、34年ぶりの安値 対ドルでバブル経済期終盤以来の水準に 金融緩和的な環境続く

共同通信社

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27日の外国為替市場で円相場が対ドルで下落し、一時1ドル=151円97銭近辺と、バブル経済期終盤の1990年7月以来約34年ぶりの円安水準を付けた。日銀は政策金利を17年ぶりに引き上げたが、金融緩和的な環境を続ける方針を明確にしている。高い水準にある米金利との差が取引材料として意識され、円を売って運用に有利なドルを買う動きが進んだ。