旧優生保護法下の強制不妊、最高裁で弁論 原告「一日も早く解決を」

共同通信社

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旧優生保護法下で不妊手術を強いたのは憲法違反だとして、聴覚障害のある夫妻=大阪府=らが国に損害賠償を求めた訴訟の上告審弁論が29日、最高裁大法廷で開かれた。
原告の北三郎さん(81)=仮名=は午前中に弁論を行った後に記者会見し「動揺して裁判官の顔を見られなかったが、(思いは)伝わったかなと思う。何が何でも自分の人生を変えてくださいという気持ちがある。全面解決できるよう良い判決を願っている」と話した。