2日午前8時10分ごろ、宮崎空港の管制塔から「敷地内で爆発音を確認した。詳細は分からない」と宮崎市消防局に通報があった。国土交通省によると、誘導路に陥没があり、滑走路を閉鎖した。全便の発着を見合わせ、詳しい状況を調べている。閉鎖は夜まで続く見通し。けが人はいない。空港では、たびたび米国製の不発弾が見つかっており、陸上自衛隊は佐賀県の目達原(めたばる)駐屯地の不発弾処理隊を派遣した。国交省によると、誘導路の一部に直径約7メートル、深さ約1メートルの陥没ができた。宮崎南署によると、国交省宮崎空港事務所から「アスファルトがはがれ、煙が上がっている」という内容の通報があり、空港関係者を避難させ、警戒に当たった。