「私が私であると認識してもらえない。それが一番つらい」既婚のトランス女性、戸籍上の性別変更申し立て

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女性として生活する既婚のトランスジェンダー当事者が16日、戸籍上の性別を男性から女性に変更するよう求める家事審判を京都家裁に申し立てた。性同一性障害特例法では、戸籍上の性別を変えるには離婚するしかないため、幸福追求権を定めた憲法13条や「婚姻の自由」を保障した24条1項に違反すると主張。申し立て後の記者会見で「2人で築き上げた関係を法律が勝手に引き裂いていいのか」と訴えた。