中村倫也が声真似・変顔・生歌の大サービス!アラジンの大ヒットに「おったまげ」

視聴回数3,452,710

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(C)ORICON NewS inc.

オリコン

 俳優の中村倫也、声優の山寺宏一が10日、都内で映画『アラジン』のMovieNEX発売記念トークショーを開催。令和初の国内興行収入100億円突破作となった同作の反響を明かした。
 大歓声に迎えられ、登場した2人。ただ、山寺は「気づいてたんです。みんな、倫也くん見てる」と苦笑いしつつ、「僕も見ていたい」と中村をチラリ。すると山寺は「ゴンさんだ!」と驚き、『アラジン』と同じく大きな反響のTBS系連続ドラマ『凪のお暇』で中村が好演した凪の隣人・安良城ゴンネタをぶっこんだ。中村も「はははっ!」と大爆笑で、微笑ましくイベントはスタートした。
 同作は国内興行収入120億円を突破。感想を求められると中村は「おったまげ~ですよね。令和最初の100億円突破ですもんね。歴史に残る。とてもうれしいです」と笑顔を見せた。公開後に大きな反響があったそうで「この間までゴンさんと呼んでくれていた仲間たちも僕の後ろを通る度にジャスミンパートを口ずさんでいた」と振り返る。驚きの山寺は「凪ちゃんとかも歌ってくれてたの?」と質問すると、中村は「歌ってましたね」と大島凪を演じた黒木華との豪華なデュエットを明かしていた。
 アニメーション版に続いてジーニーを務めた山寺にも、いつも以上に「観ましたよ」という声が掛けられたそう。中村が「ジーニーは山寺さん以外、考えられないですよね」と話すと山寺は「ほかの人がやってたら、ここに暴れて入ってくる。ヒットしたでしょうし。『お~い! 俺がやりたかったんだよ!』って殴り込みですよ」と冗談めかして当たり役について語った。
 また、今回が声優初挑戦だった中村が山寺に「吹き替えとは言え、どハマり過ぎたらダメだと思うんです。ちょっとした日本キャストの個性、表現のプラスアルファが必要だと思うんです」と質問した。山寺は「倫也くんは鋭いなぁ」とうなった直後に「わからないです」と返答。中村が苦笑いする中、山寺は「自ずと、そうなればいいなぁ、ぐらいの感じ。僕はビッタリとハマればいいなと思ってやる中でどうしても出てきてしまうものがある。計算してはやってないかな。理屈で考えていない。自分がウィル・スミスの顔になってるぐらいの感じでやってる」と心構えを説いた。中村は「そういう風にやって、にじみ出る個性がある。で、スペシャルなんですね」と声の演技談義に花を咲かせた。
 ディズニーアニメーション映画の不朽の名作である『アラジン』。実写版では、エジプト出身の俳優メナ・マスードがアラジン役、ディズニー・プリンセスとしても人気が高い自由を求める王女ジャスミン役にはナオミ・スコットが出演。吹替版では、アラジンを中村、ジャスミンをミュージカル女優の木下晴香、ジーニーの吹替をアニメーション版に続き、山寺が務めている。