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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 女優の広瀬すずが6日、池袋・東京芸術劇場で行われた舞台『NODA・MAP 第23回公演「Q」:A Night At The Kabuki』の公開ゲネプロに参加。同作で舞台初挑戦となる広瀬は、これまでの清純派のイメージを一新させる体当たりの演技で、女優としての新境地を見せた。
劇中では、相手役の志尊淳とのラブシーンや、引き裂かれる恋に泣き叫ぶシーンなど、鬼気迫る表情で圧巻の演技を見せた広瀬。出演にあたり「できれば早く本番が始まってほしいと思っていたので、楽しみです。舞台ならではの生物の繊細さを、皆さんと表現できるよう、足を引っ張らないように努力します!」と意気込みのコメントを寄せた。
同作は、昨年の映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットも記憶に新しいロックバンド・クイーンの名盤『オペラ座の夜(A Night At The Opera)』を舞台化できないかというオファーを受けた、劇作家・演出家の野田秀樹がかねてより温めていた「もしも、ロミオとジュリエットが生きていたならば…」という大胆な構想をもとに数々のワークショップを重ねて書き下ろされた2年半ぶりの最新作。
江戸を舞台に、シェイクスピア不朽の名作『ロミオとジュリエット』をベースにした同作。悲恋によって命を落としてしまう“運命のその後”を生きながらえた「それからの愁里愛」(松たか子)と「それからの瑯壬生」(上川隆也)。そして恋に疾走する若き「源の愁里愛」(広瀬)と「平の瑯壬生」(志尊淳)という、2組のロミオとジュリエットの運命を、クイーンの名曲とともに描く。
公演は8日、池袋・東京芸術劇場を皮切りに、大阪・北九州にて上演される。