森七菜、「君ソム」伊咲に「我ながら似ているんじゃないかな!」

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俳優の森七菜、奥平大兼が15日、都内で行われたW主演映画『君は放課後インソムニア』(6月23日公開)の完成報告イベントに池田千尋監督とともに参加した。原作を連載当初から読んでいたという森は「わかりやすく夢がかなったって思う瞬間ってあるんだな、と。年数も相まって感動しました」と喜びを語った。
2019年より『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載され。オジロマコト氏が手掛ける青春マンガを実写化。誰にも打ち明けられなかった不眠症という悩みを持つ曲伊咲(森)と中見丸太(奥平)が、クラスメイトやOG、さらには家族をも巻き込みながら天文部復活という目標に向かい、次第に絆を強めていきながら、眠れなくなった理由が徐々に明かされていく…。
原作の魅力について、森は「語りきれない。絶対にうそじゃないだろってどこかで本当にあった話を覗き見しているような、飾らない伊咲と丸太とその仲間たちが大好き。高校生活を楽しめたほうではないので。代わりに2人が楽しんでくれたようで読んでいました」とほほえんだ。
一方、漫画の舞台となった石川・七尾市での撮影について森は「ファンとして聖地巡礼のような気持ちでうれしかった」と原作愛が伝わるコメント。脚本を読んだ後に原作も読んだ奥平は「不思議な感覚。全部は覚えてなくても『ここ見たことあるな』と漫画を読み返すとこの場面か、とか。聖地巡礼のようにも楽しめるし、実際にここでお芝居すると思うと、感慨深いものがありました」としみじみと語った。
撮影前日には七尾市ツアーを敢行したそうで、奥平は「この映画に出る子たちが、実際に漫画に出てくる場所を歩いているのを後ろから見ると、みんな本物にしかみえない。みんなそれぞれのキャラクターとして納得できるものがあって楽しかった」とその説得力に感心。
森も「私も正夢をみているような気持ち」と漫画の世界を疑似体験しているようでもあり「私も我ながら原作にかなり似てるんじゃないかって自分で思って。さすがに鏡を見ると、同じ制服で同じ髪型をして、どこをみても『君ソム』の世界が本物の世界に生きているので、入りこみやすかったです」とうれしげに明かしていた。