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※ 視聴回数は1日1回更新されます。山田洋次監督(91)の90本目となる最新作映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)の完成報告会見が15日、都内で行われ、出演者の吉永小百合(78)、大泉洋(49)、永野芽郁(23)、山田監督らが登場した。
同作の原作は、大企業の人事部長として働き疲れ、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる主人公・昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町を訪れるストーリー。
割烹着を着ていた母親のはずが、艶やかなファッションに身を包み、イキイキした生活を送っているのを見て、実家にも自分の居場所がないと戸惑う昭夫だったが、下町の住民たちやこれまでと違う母と交流することで、見失っていたものに気づいていく姿が描かれる。
主演は、約50年間にわたって数々の山田監督作品に出演してきた吉永。大泉は、山田監督映画への出演、吉永との共演はともに初となる。冒頭のあいさつで吉永は「映画の中で恋をしています。ふふふ」と照れ。一方、大泉は「吉永小百合の息子を演じさせていただきました。この役が決まった時、コメントを出しましたが『吉永小百合から大泉は生まれない』と…」と苦笑いしつつ、「しかし、現場に入ると、なぜかわからないけど、吉永さんから生まれた気がしました。母親にしか思えない吉永小百合がいた」と吉永の“母親顔”を振り返っていた。