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※ 視聴回数は1日1回更新されます。元大相撲の幕内力士の貴源治で昨年12月に格闘家への転身を表明した貴賢神(たかけんしん・24)が23日、都内で行われた格闘技『RIZIN』の会見に登場し、4月16日に開催される『RIZIN TRIGGER 3rd』(東京・武蔵の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)でMMA(総合格闘技)デビューすることが発表された。
昨年7月に大麻の使用を理由に日本相撲協会から懲戒解雇処分を受け、同年大みそかの『RIZIN.33』で格闘家転向を発表していた。改めて転向の理由を聞かれ「大相撲で不祥事を起こしてしまい、もともと自分は力士のときからMMAに興味があって、大きな怪我をせずに辞めることがあればMMAでやってみたい気持ちがあった」と語った。
「今までケンカしてきても本気で相手を殴ったことがなくて、兄弟子とはフルで殴ってたのですが、やっと人前で自分の力を解放できる場所を与えていただけたので、そこを楽しんでいきたいと思います」と宣言。現在の体重は136キロで「スタミナ面が自分の課題で、毎日追い込んでおります」と練習状況を明かした。
対戦相手の関根“シュレック”秀樹(48)は寝技が得意だが、“格闘技界の賢人”高阪剛のジムで対策に取り組んでおり、「顔面の骨を折ってあげようと思います」と挑発的なコメントも飛び出した。
関根は元静岡県警の刑事で40代でプロ格闘家へ転身した異色のファイター。貴賢神の兄ですでに格闘家として活動するスダリオ剛を倒したシビサイ頌真と、昨年大みそかの『RIZIN.33』で対戦し、TKO勝利を収めた。
注目選手のデビュー戦の相手を務めることになり、「自分としては夢だった大みそかに勝ってやり残したことはないと思っていましたが、戦う意味・使命を考えたとき、プロレスラーの強さをMMAで証明する。それと、昭和生まれのおっさんがRIZINという一流の舞台で立ち続けられるのか証明したい。ド迫力ファイトをお約束します」と宣言した。
同大会ではそのほか、ルイス・グスタボVS矢地祐介、金太郎VS倉本一真、金原正徳VS摩嶋一整が決定しており、この日に渡部修斗VS須藤拓真、雑賀“ヤン坊”達也VS江藤公洋、征矢貴VS中務修良も発表された。