視聴回数2,908,423回
※ 視聴回数は1日1回更新されます。歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)、市川ぼたん(11)、堀越勸玄(9)が15日、東京スカイツリータウン「スカイアリーナ」で「十三代目市川團十郎白猿襲名・八代目市川新之助初舞台記念企画 スカイツリー点燈式と『三番叟』披露」に出席した。
海老蔵が「十三代目市川團十郎白猿」、海老蔵の長男の勸玄が「八代目市川新之助」を襲名しての初舞台が、11月、12月の2ヶ月間にわたり開催されることを記念して行われた同イベントでは、三人がスイッチを押すと、成田屋をイメージした“柿色”の特別ライティングでスカイツリーが彩られた。その後、海老蔵のこれまでの歴史をまとめたVTRが流され、五穀豊穣を願う儀式舞踊である『三番叟』を海老蔵が特別に披露した。
2020年に予定されていた襲名披露公演だ、コロナ禍で延期に。今年開催できることに「やっとの思いでございますし、大変うれしく、緊張感を持って過ごしております」と語り、今回のイベントに参加するにあたって「刻々と近づいてきていることをひしひしと感じております。娘、そして倅も舞台が予定されており、機運が高まっている感じがして、その気合に負けないように過ごしていきたい」と決意を新たにした。
海老蔵の娘のぼたんは、襲名の思い出について「口上が心に残っていて、裃(かみしも)という衣装を初めて着させて頂いて、すごく緊張したんですけど、その場にいられることがすごくうれしかったです」と笑顔を見せた。
襲名後、舞台で大役を務めることが決定している勸玄は「『外郎売』は大切な演目ですので、できることにとても喜びを感じていますし、2年間できなかったのでやっとできるなという思いです。緊張というよりはお客様が見守ってくださっていて喜びと楽しいという気持ちです」と落ち着きのある口調でしっかりと言葉をつむぐと、海老蔵も我が子の成長に「ちゃんとしているじゃないか!」と驚いた。