原爆投下から75年、次の世代へ伝えたい 長崎被爆者の思い

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ロイター映像ニュース

今年、広島と長崎に原爆が投下されてから75年目を迎える。被爆者の高齢化が進んでいるが、原爆の恐ろしさを知る田中熙巳さんは、生涯をかけて自らの体験を語り続けると話す。
その日、13歳だった田中熙巳さんは長崎の自宅で読書をしていた。そこへ突如米軍機がやってきて、原子爆弾を投下した。1945年8月9日のことだった。
88歳の田中さんはその爆音をいまだに覚えている。次の瞬間、すべてが真っ白になったという。