「移民の代わりに誰が働くのか」 カリフォルニアで労働者がいなくなる、取り締まりの影響で中小企業に打撃

ロイター映像ニュース

米カリフォルニア州で移民労働者の姿が現場から消え、中小企業に経済的打撃を与えている。移民・税関捜査局(ICE)が摘発を開始して以降、多くの不法移民が仕事場に行くのを控えているためだ。米移民協議会によれば、カリフォルニア州の労働者の3分の1が移民だという。現地の労働者は「彼らは私たちの仲間であり、勤勉な労働者だ。誰が代わりに働くのか、誰もいない」と声をあげた。トランプ政権は経済的影響を懸念して農場、ホテル、飲食店での不法移民摘発を原則一時停止するよう指示したが、現場の恐怖は消えていない。