飼育小屋などを無許可で建てていた、札幌・南区の動物園ノースサファリサッポロが、建物の撤去計画を札幌市に提出する方針を示しました。
開発が制限される「市街化調整区域」に飼育小屋などを無許可で建てていた札幌・南区の動物園、ノースサファリサッポロ。
札幌市は都市計画法に基づき、園内にあるすべての建物の撤去を求める「除却命令」も検討しています。
これを受け、運営会社の「サクセス観光」はホームページで建物の移設と撤去の計画を2月中旬に札幌市に提出すると発表しました。
「撤去可能なものから対応を進める」としています。
撤去時の動物の一時移転先は、既に近くに購入した土地などが候補で、市の許可を得られるか検討しているとしています。