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※ 視聴回数は1日1回更新されます。 発達した低気圧の影響で、北海道北部では、この冬一番の大雪になっています。
新たに雪が積もる中、屋根の雪下ろしの事故があとをたちません。
非常に強い風で、視界が真っ白になった1月9日の留萌市。
北海道は発達した低気圧の影響で、北海道北部で大荒れの天気となり、留萌では最大瞬間風速21.2メートルを観測しました。
24時間で、降った雪の量は北海道北部の中頓別町や枝幸町歌登で40センチを超え、この冬一番の大雪になっています。
天気が荒れる中、北海道の旭川では雪の事故も…。
旭川市忠和4条3丁目の平屋の住宅で、雪下ろし作業をしていた80代の女性が屋根から転落しました。
犬の散歩をしていた近所の住民が午前10時ごろ倒れている女性を発見し、消防に通報。
女性は、病院に搬送され、脳出血と背骨を折るなどの重症です。
警察は雪下ろし中に誤って転落したとみて調べています。
積雪が平年の1.6倍となっている北海道岩見沢市。
1月8日に引き続き、1月9日も市の職員による豪雪パトロールが行われました。
2階に迫るほどの雪が積もった住宅では、ストーブの排気口が雪に埋もれないよう除雪も行われました。
「晴れ間も広がる中、住宅街では、屋根の雪下ろしをする人たちの姿が見られます」(糸口真子フィールドキャスター)
どっさり雪が積もった屋根の雪を落とす人は、ヘルメットや命綱をつけずに作業している人が目立ちます。
岩見沢市では安全に雪下ろし作業をしてもらおうと2012年からヘルメットと命綱、ハーネスのセットを無料で貸し出しています。
「今年はいつの年より申し込みが多い。付け方の説明をしたりロープの結び方のパンフを渡している」(岩見沢市防災対策室 香川良久さん)
実際、ヘルメットやハーネスを試着してみると。
「簡単に装着できるし動きやすい」(糸口フィールドキャスター)
装具のレンタルは、市役所など市内4か所で、合わせて15セットを用意していて、予約も必要ないという事です。
1月10日にかけて、北海道北部を中心に大雪となり、更に雪が増える地域が多くなる予想で、今後も雪の事故に注意が必要です。