車が故障しているとうそをつき、車体の下に潜って修理したフリをし、修理代をだまし取ったとして、住所不定無職の28歳の男が詐欺の疑いで逮捕されました。
男は2023年11月29日、恵庭市内の道の駅の駐車場で、面識のない女性に「車が壊れている」などとうそをついて自ら修理するフリをして、修理費名目で現金6000円をだまし取った疑いがもたれています。
警察によりますと男は駐車場内で付近に止まった女性の車に近づき、突然「ブレーキオイルが漏れていますよ」などと話しかけていました。
男はさらに女性の車の下に潜り込み修理作業をしているように装い、「機器を交換して修理した」などと女性に報告。
男は修理費用として記載した領収書を手渡し、女性からその場で現金6000円をだまし取ったということです。
女性はその後、父親に出来事を報告したところ不審であることに気づき、販売店で確認したところ故障や修理の痕跡がなかったことが発覚。警察に届け出ました。
事件から1年以上経過した1月21日に男は逮捕されていて、調べに容疑を認めています。
男はこれまでにも同様の手口やうそをついて現金をだまし取る詐欺容疑で何度も逮捕されていて、警察は余罪を調べています。