目撃者のいない事故…。発生から2年以上、捜査が大きな節目を迎えました。
第一管区海上保安本部は9月18日、北海道斜里町知床半島沖で観光船が沈没し乗客乗員が死亡した事故で、運航会社の社長桂田精一容疑者を逮捕しました。
フードをかぶった男。18日午後1時30分ごろ網走海上保安署を出てきたのは、桂田精一容疑者(61)です。
「本日午前9時37分、KAZU1の運航会社取締役である被疑者桂田精一を業務上過失往来危険及び業務上過失致死の疑いにより通常逮捕した」(第一管区海上保安本部 藤田望 警備救難部長)
2年以上にわたった目撃者のいない事故の捜査。
18日、第一管区海上保安本部は業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで、観光船カズワンを運行していた「知床遊覧船」社長の桂田精一容疑者(61)を逮捕しました。