北海道内の日本海側で巨大地震による津波が起きた場合、最大約7400人が死亡すると北海道が試算していることが分かりました。
道は、稚内市から南部の松前町までの33市町村の被害を試算しました。
15ある断層それぞれで試算し、地震の最大規模はマグニチュード7以上で、津波は最大26・9メートルを見込んでいます。
死者は、冬の深夜で避難する人が少なかった場合、最大7440人に上るとしました。
最も深刻なのは稚内市で、夏の日中で最大4000人が死亡する恐れがあります。
建物被害では、道内で最大約1万5900棟が全壊するとされています。