2023年に北海道南部の八雲町でトラックが高速バスと衝突し5人が死亡した事故をめぐり損害賠償を求めた乗客遺族とトラックの会社側との和解が成立していたことが分かりました。
この事故は2023年6月、八雲町の国道で、トラックが対向車線にはみ出し高速バスと正面衝突して、5人が死亡、12人が重軽傷を負ったものです。
函館地方裁判所に、乗客の遺族2人が、死亡したトラック運転手が勤務していた養豚会社にそれぞれ約5800万円の損害賠償を求め提訴していました。
訴訟記録によりますと、2024年6月18日付けで和解が成立していて、会社側が遺族にそれぞれ約4100万円を支払うことで合意しました。
遺族側と会社側は取材に「コメントは差し控える」としています。