【JR貨物データ改ざん問題】一時停止した全貨車7000両の運行再開も“最大30時間遅れ” タマネギ列車を直撃 通常より輸送量減…今シーズン初「ジャガイモ列車」は定刻通り出発 北海道

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JR貨物の車両の組み立て作業でのデータ改ざん問題で、一時停止した貨物車両の運行が再開されました。ただ、最大で30時間の遅れが出ています。
 9月12日午前8時ごろ、今シーズン初の通称「ジャガイモ列車」が北海道帯広市を定刻で出発しました。十勝産のジャガイモを本州に届ける列車です。
 JR貨物では室蘭市などの車両所での組み立て作業で、データ改ざんなどの不正行為が発覚。
 9月11日、すべての貨車7000両の運行を一時停止しました。
 安全確認した貨車から順次運行を再開しましたが、最大で30時間の遅れが出ています。
 9月11日夜に出た北見市の通称「タマネギ列車」は、通常より1両少ない10両で3時間遅れで出発しました。
 輸送量は25トン減ったということです。