2024年最後の3連休 北海道産の“サツマイモ”を味わうイベントが大盛況 生産量はこの4年で4倍に…紅葉の見ごろは終盤を迎える ゆく秋を惜しみつつ季節はいよいよ“長い冬”へ

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 2024年最後の3連休。最終日の11月4日は、あいにくの天気となりましたが…。
 ほっかほかの焼き芋に舌鼓を打つ親子連れ。
 こんな肌寒い日には、なおさらおいしく感じますよね。
 札幌市東区の「サッポロさとらんど」では、秋の味覚を満喫できるイベント「おいも天国 in さとらんど」が開催されました。
 北海道産のサツマイモを品種別に食べ比べでき、大勢の家族連れでにぎわいました。
 「子どもたちが芋が大好きなので来た」
 「おいしい」(いずれも来場者)
 北海道では4年前と比べ、サツマイモの生産量が4倍に増えています。
北海道の新名物として広く認知してもらうことを目的としたイベントで、北見市産や「さとらんど」産など8市町のサツマイモが集結。
 生産者や飲食店など9店が焼き芋だけではなく、さまざまなサツマイモグルメを提供しました。
 「実際に食べてくれる人との触れ合いの機会になった。『おいしかった』とか『また食べたい』という出会いがあり、とてもうれしい」(北見市のサツマイモ農家)
 「サッポロさとらんど」は11月4日が夏季営業の最終日。雪が降る前の思い出を作れたのでしょうか。
 小樽市の「おたる水族館」。連休初日の11月2日、8月に生まれたバンドウイルカの赤ちゃんの名前が発表されました。
 その名は「レンカ」。アイヌ語で「希望」や「光」を表します。
 「サニー」や「ルカ」など、5つある候補の中から投票で選ばれました。
 「楽しく元気に育ってほしい」
 「どの名前になってもすてきだなと思っていたので、レンカちゃんをこれからかわいがっていこうと思う」(いずれも来園者)
 連休最終日の11月4日は雨。
 しかし、アザラシのショーなどを楽しむ人々でにぎわい、「おたる水族館」にはこの3日間で約5200人が訪れたということです。
 北海道の紅葉の見ごろは終盤を迎えています。
 連休中日の11月3日、北海道南部の七飯町の大沼国定公園では、訪れた人たちが色とりどりの葉でできたじゅうたんの上を歩きながら紅葉狩りを楽しんでいました。
 「思っていたよりもタイミングが良かった。すごくきれい」(札幌から訪れた人)
 北海道は秋に別れを告げ、いよいよ長い冬を迎えようとしています。