北海道では冬型の気圧配置が強まり、札幌市南区で51センチと今季一番のドカ雪となりました。
住民は朝から雪かきに追われました。
ポストの上にこんもりと積もった雪。
北海道は、冬型の気圧配置と上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、北海道中央部を中心に大雪になっています。
札幌市では2月19日、一時的に大雪警報が出され、午後5時までに降った雪の量は札幌市南区で今季一番の51センチ、札幌市手稲区では34センチのドカ雪となりました。
19日午後5時現在、悪天候の影響で高速道路は「後志道」の全区間で通行止めとなったほか、住民は雪かきに追われました。
「まだまだ全然雪がなくならなくて、まだかかりますね。今日はこのままでいったら1日3回くらいはしないとダメかな。気長にやります」(札幌市民)
一方、札幌市では大雪によるこんな影響も…。
勢いよく車道を流れる水。
札幌市西区宮の沢地区では、新設した水道管に水を流す試験をしていたところ、排水先の川から水が道路に流れ出すトラブルが発生しました。
この大雪で川の流れが悪くなっていたところに水道管からの水が流れ、あふれ出したとみられています。
浸水被害などはありませんでした。
石狩・後志地方では、このあとも大雪が続く見込みで、2月20日の夜にかけての降雪量は最大50センチと予想されています。
交通障害などに注意が必要です。