北海道南部の七飯町にある、大沼駅構内で起きた貨物列車脱線事故から11年となる9月19日、JR北海道が社員向けに事故の再発防止に向けた研修会を開きました。
2013年9月に発生した、大沼駅構内での貨物列車脱線事故。
当時レール幅の検査数値が改ざんされていたことを踏まえ、JR北海道は事故が起きた9月19日を保線安全の日と定め、再発防止に取り組んでいます。
「つらい。会社を振り返るときに(事故は)決して忘れてはいけない」(JR北海道 島村 昭志 鉄道事業本部長)
参加した社員らは事故当時の現場映像を視聴するなど、不正の再発防止と安全の徹底を再確認していました。