「ここに開花を宣言します」(北海道松前町 観光ガイド)
4月20日、桜開花が宣言された北海道南部の松前町。
ソメイヨシノの開花は、平年より7日早く2024年より4日遅い開花となりました。
「やっと咲いた、春が来たという感じでいいですね」(観光案内所スタッフ)
ついにスタートをきった北海道内の桜前線。
桜の名所、函館市の五稜郭公園では、4月21日の最高気温が16.8℃と、5月中旬並みの暖かさの中、ちらほらと桜も咲き始めています。
「お花見をしに。ちょっと咲いてなかったですけど」
「(Q:食事はどうですか?)おいしいです。外で食べるのはいいですね」(地元の人)
そんな中、公園の一角だけたくさんの桜の花が咲いている所も。
この場所は、白い建物の壁に日差しが反射して、公園の中でも特に暖かくなるスポットで、毎年、ひと足早く桜が咲く事で知られています。
「ちょっとでも見られたらなと思って。ここと向こうのガラス反射している所は、先に咲くので、ちょっとでも見て帰ろうと」(兵庫県からの観光客)
午後3時、函館の桜開花の基準としている標本木を、気象台の職員が確認しましたが…。
「21日きょうの桜は確認できませんでした」(気象台職員)
つぼみの先がほころびはじめ、早ければ、4月22日午後にでも開花が期待できそうです。
一方、札幌でも、春の動きが…。
小雨が降り、最高気温8.3℃と肌寒い中、約5カ月ぶりに直径7メートルの大きな花時計が動きだしました。
さらに。
「はい、いらっしゃいませ」
大通公園の名物「とうきびワゴン」の営業が21日から始まり、さっそく観光客が、買い求めていました。
「もともと知っててちょうど中旬から始まるって言ってて、昨日(北海道に)来たんですけどちょうどやと思って」
「めっちゃ甘いです」
「美味しいです」(観光客)
焼きとうきび、ゆでとうきびがあり、価格は2024年と同じ1本500円です。