【北海道産米を増産へ!】今年度の生産目標を当初予定から約2万トン増の51万4000トンへ…備蓄米放出後もコメ価格高騰が続くなか、政府の"備蓄米買戻し"に備えるために増産決断…生産目標の見直しは初

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 コメ価格の高騰を受け新たな動きです。北海道やJAなどは4月22日、今年度のコメの生産目標を当初から2万トン近く増産し、約51万4千トンに見直すことを決定しました。
 今年度のコメの生産目標の見直しを決めたのは、道やJAなど6つの団体で作る「北海道農業再生協議会水田部会」です。
 去年決めた49万7千トンからさらに増産し、51万4141トンに見直すことにしました。
 備蓄米放出後もコメの平均価格は15週連続で値上がりするなか、政府は放出した備蓄米を1年以内に買い戻すことから、コメの安定供給に影響を及ぼさないため増産に踏み切りました。
 「北海道米の安定供給に支障が生じかねないので目安の追加設定をした」(道農政部・生産振興局 花岡弘毅局長)
 部会によりますと、一度決めた生産目標を見直すのは初めてです。