1月10日、船体を沖に引き出す作業が始まった北海道函館市のタンカー座礁事故で、
乗組員が「曲がるポイントを間違えた」などと話していることが分かりました。
この事故は6日、函館市の恵山岬沿岸でタンカー「さんわ丸」が座礁したものです。
タンカーはけん引用のロープをかける柱が破損していましたが修理を終え、10日午前10時30分ごろから満潮に合わせて船体を沖に引き出す、えい航作業が始まりました。
関係者によりますと、一部の乗組員が「曲がるポイントを間違えた」「まっすぐ進んでいると思っていたら座礁した」などと話していることが分かりました。
当時、タンカーは急角度で進路を変えて座礁していて、海上保安部が事故原因を詳しく調べています。