中学校のグラウンドにツキノワグマ出没 岩手県住田町

朝日新聞社

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 19日午前6時50分ごろ、岩手県住田町の住田中学校のグラウンドに体長約1メートルのツキノワグマがいるのを、職員室の窓から佐々木俊副校長(53)が発見、警察や町などに通報した。
 佐々木副校長が外に出て花火で威嚇するとクマはグラウンド奥の金網にある扉から出て山に逃げた。その向こうには子どものクマらしい黒い生き物が2頭見えたという。クマはその後、午前8時50分ごろにも再び1頭現れ、しばらくしてまた立ち去った。