浸食が急速に進む「幻の橋」タウシュベツ川橋梁

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「幻の橋」と呼ばれる北海道上士幌町の旧国鉄士幌線「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」が、崩落によりアーチが途切れる危機にひんしている。ここ数年で急速に劣化が進む中、来年も古代遺跡のような11連アーチが見られるか、正念場の冬を迎える。
 3日午前、許可を得て上空からドローンで撮影した。高さ10メートルほどの橋の6割程度が水に沈む中、かろうじてアーチがつながっている様子が確認できた。所々でコンクリートがはがれ落ち、鉄筋がむき出しになっている。