石黒浩氏、アンドロイドから提示する未来 万博パビリオンを公開

朝日新聞社

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 人間とアンドロイド(人間型ロボット)は50年後の未来、共存しているのか。ロボット研究で知られる石黒浩・大阪大学大学院教授が、4月に開幕する大阪・関西万博で提示する。
 石黒氏はテーマ館とよばれるパビリオンをつくるプロデューサーの一人。パビリオンのテーマは「いのちを拡(ひろ)げる」だ。19日に開かれた報道公開での説明によると、古代人が土偶や埴輪(はにわ)に命を吹き込もうとした歴史などをひもときつつ、アンドロイドが社会や暮らしの中にとけこんだ未来を示す。