大分市と空港をつなぐホーバークラフト、就航に向け訓練再開

朝日新聞社

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大分市と大分空港(大分県国東市)をつなぐ海上を今秋、ホーバークラフトが片道約30分で疾走するようになる。操縦を担うのは「大分第一ホーバードライブ」(大分市)の操縦士ら。7月に起きた事故で一時中止していた訓練も10日に再開された。就航まであと数カ月。操縦士らは懸命に腕を磨く。
 大分市西大分地区にあるターミナルでホーバークラフトが轟音(ごうおん)を上げた。海からゆっくりと上陸し、その場でくるりと回頭して再び海に戻り、沖に出る。何度も同じ上陸の訓練を繰り返した。10日に再開した訓練の風景だ。