オホーツク海の流氷を上空から観測

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朝日新聞社

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ヘリコプターがオホーツク海の上空へと舞い上がった。高度は150~600メートル。上空から流氷を眺める。たくさんの流氷が群れて、川のように流れている場所もあれば、海面をぎっしりと埋め尽くして白い平原のように見える海域もあった。午後の日差しを受けてまばゆい白色に輝く流氷たち。息をのむような荘厳な眺めが、水平線のかなたまでずっと続いていた。
海上保安庁の巡視船「そうや」の海氷観測では、船に搭載されたヘリコプター「せきれい」も活躍している。せきれいは中型ヘリで、通常は機長を含む5人が乗る。海保職員のほか、同行する研究者らも搭乗。流氷の広がりや密度などの目視調査に役立てている。