「皮肉な笑み」って英語で言えますか?【金ため英会話】

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大は小を兼ねると言いますが、テレビの世界では小道具さんと大道具さんは明確に役割が異なるため、例文のように大道具さんが小道具を揃えるということはありません。
なお、金ため英会話の現場では大道具を用意することは滅多にありませんが、小道具はなぜかプロデューサさんが用意しています。
理由は予算が…、いえ、なんでもありません。
今週は「皮肉な笑み」というフレーズを英語で紹介。
「ほほう、大道具の私に、そんな小道具を用意しろと言うのかね」
カリスマ大道具の迫田は皮肉な笑みを浮かべた。
これを英語でいうと…
“Oh? Are you asking me, the sceneshifter, to prepare such a prop?” said the charismatic sceneshifter Sakota, with an ironic smile.
Point:ironic smile=皮肉な笑み
イギリスは良く皮肉屋だと言われていますが、婉曲的な表現がよく使われます。
例えば窓を開けてほしい時にアメリカでは
“Can you close the window ?”
と言うのが一般的ですが、イギリスでは
“Would you mind if I ask to close the window?”
のほうが一般的です。
直接的な言い回しを避けてcould, would, mightなどを使った丁寧な言い方をすることが多いのがイギリスの英語です。
“I hear what you say”と言われたら、「ちゃんと聞いているよ」かと思いますが、「言いたいことはわかるけど…」というネガティブな表現。
“I don’t disagree”も同様で、「反対しないよ」と訳してしまいそうですが、「反対しない(でも止めてほしい)」という否定的な意味が含まれているそうです。
また“Very interesting”という表現も「興味深い」だけでなく、「それはとっても面白いですね(笑)」というような逆説的な意味で使われる場合も多いようです。
直接的な言い回しを好むアメリカと、婉曲的なイギリスの英語は、映画などでも良く現れているので、注意して聞いてみると面白いかもしれません。
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