京都府警の新たな本部長が着任『ハラスメント防止は最重要』 前本部長は部下に「殺すぞ」などと発言し事実上の更迭

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MBSニュース

 京都府警の新たな本部長は「ハラスメント防止は最重要課題」だと話しました。
 (京都府警 吉越清人新本部長)「京都との縁を大変うれしく、また光栄に感じています。誠実に着実に力を尽くしてまいりたいと思います」
 10月18日、会見を開いた京都府警の吉越清人本部長(53)。吉越本部長は警察庁の会計課長などを歴任し、10月14日付けで着任しました。京都府警での着任は今回で2回目で、2004年から2年間、捜査2課長を務めました。
 前任の白井利明氏は今年8月、勤務中に部下に対し「殺すぞ」などと発言。警察庁からパワハラと認定され、事実上、更迭されました。
 18日の着任会見で吉越新本部長はパワハラについて、「パワハラは職員の人格や尊厳を傷つけるだけでなく、勤務環境を悪化させるもので、決して行ってはならない」としたうえで、「ハラスメント防止を最重要課題のひとつに位置づけ対策を推進する」と話しました。