滋賀県議を詐欺の罪で在宅起訴 人件費など水増しの収支報告書を提出し政務活動費約584万円を返還せずだまし取った罪に問われる

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MBSニュース

 政務活動費約580万円の返還を免れたなどとして、検察は滋賀県議会の現職議員を詐欺罪で在宅起訴しました。
 詐欺の罪で在宅起訴されたのは、滋賀県議会議員の大野和三郎被告(68)です。起訴状によりますと、大野被告は2016年からの6年間、人件費などを水増しした収支報告書を県議会事務局に提出し、政務活動費約584万円を返還せず、だまし取った罪に問われています。
 大野県議は滋賀県豊郷町の元町長で、2011年に県議会議員選挙で初当選し、現在4期目です。自民党滋賀県連によりますと、大野県議は10月17日付けで離党届を提出したということです。自民党滋賀県連は「コメントを差し控える」としています。