ひろ~い事業所の移動は自動運転で!NAVERの「ALT-B」が活躍

視聴回数168,695

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
朝日新聞社

bouncy / バウンシー

韓国NAVERは、AIとクラウド事業の拡大のため、世宗市に2番目のデータセンターGak Sejongを設立した。
サッカーのピッチ41個分という広大なキャンパス内で、自動運転シャトル「ALT-B」が主要ハブを結んでいる。
広大なデータセンター内で従業員を輸送
ALT-Bは、NAVERが実際に都心部の走行データを蓄積して開発した自動運転ソフトウェア「ALTRIV」によって、キャンパス内を無人で走行する。
車体にはLiDARや複数のカメラ、ミリ波レーダーといったセンシング技術を複合的に搭載しており、昼夜、天候問わず「周囲環境を正確に認識」するという。
キャンパスに勤める従業員は必要に応じて停留所の端末からALT-Bを呼び出すことができ、目的の停留所まで乗っていくことができる。
完全自動運転による無人運行
車内には運行状況を表示するディスプレイがあり、車体外側のディスプレイでも歩行者などに行き先などの情報を表示して提供する。また、運行状況はNAVERクラウドをベースとするマルチロボットインテリジェントシステムで監視されており、NAVERはこれを「自動運転、AI、クラウド技術を組み合わせた最も革新的な空間とインフラ」だと紹介している。
日本国内における同様の自動運転シャトルとしては、トヨタが静岡県裾野市に建設中の実験都市Woven Cityでの走行を計画している「e-Palette」が知られている。また茨城県境町では仏NAVYAの「ARMA」、ソフトバンク子会社BOLDLYの「MiCa」が自動運転バスとして導入されている。
・ ・ ・
数年先には、もうロボットカーは珍しくなくなってるかも?