原発事故後初の「さくら祭り」  「一歩踏み出せた」 福島・浪江町

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時事通信映像センター

東京電力福島第1原発事故を受けて中止となっていた福島県浪江町の名物行事「さくら祭り」が4日、15年ぶりに開催され、花見客らが咲き始めの桜を楽しんだ。
 町内を流れる請戸川沿いには樹齢70年ほどのソメイヨシノ約120本が並ぶ。原発事故が起きた2011年以降は開催中止となっていたが、町民らの有志が避難先から枝の剪定(せんてい)に通うなど、桜の保全に尽力。避難指示が解除され、復興が進む中で、地域再生や町外への情報発信につなげようと再開にこぎ着けた。【時事通信映像センター】