元看護助手の再審無罪、県に賠償命令 警察取り調べの違法性認定 国への請求退ける・大津地裁

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時事通信映像センター

滋賀県東近江市(旧湖東町)の湖東記念病院で死亡した男性患者に対する殺人罪で服役し、出所後に再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(45)が、違法捜査で虚偽自白を強いられたなどとして、国と県に計約5400万円の賠償を求めた訴訟の判決が17日、大津地裁であった。
 池田聡介裁判長は、警察官の取り調べについて「社会通念上相当と認められる範囲を超える」として違法性を認め、県に約3100万円の賠償を命じた。一方、検察官の起訴については「相応の合理性がある」などとして、国への請求は退けた。原告側は控訴する意向。
記事→https://www.jiji.com/jc/article?k=2025071700598&g=soc