溶け落ちたデブリは880トン、うち3グラムを取り出し…原発廃炉への最難関、小さな第一歩 福島第1

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東京電力は7日、福島第1原発2号機で3グラム以下の小石状の溶融核燃料(デブリ)を取り出したと発表した。回収は2011年3月の事故後初めて。今回は試験的な位置付けで今後、茨城県の研究施設に搬出し分析。本格的な取り出し工法や保管方法の検討に活用する。デブリは1~3号機に推計880トンあり、廃炉の最難関の工程となる。