歌手・尾崎豊さんの兄で埼玉弁護士会長の康さんにインタビュー  没後31年 悩める若者「今なお共感」

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「卒業」や「15の夜」といった名曲で知られ、かつて若者から熱狂的な支持を得たシンガー・ソングライター尾崎豊。人気絶頂だった1992年、26歳の若さでこの世を去った。豊の兄で今春、埼玉弁護士会長に就任した康さんに、弟への思いを聞いた。康さんは弟らしさが最も現れている歌は「シェリー いつになれば 俺ははい上がれるだろう」と歌った「シェリー」だと話す。「豊は歌うことで社会に問いを投げかけた。自分も恐れずに言うべきことを言う姿勢を大事にしたい」と語る。自由に生きたいと訴えた弟の思いを背に、自由を制限するものに反対し、憲法に忠実であるべきだと弁護士としての矜持を語った。