三浦透子、オスカー像「そんなに重くなかった」西島秀俊・大爆笑!

視聴回数2,911,115

※ 視聴回数は1日1回更新されます。
(C)ORICON NewS inc.

オリコン

東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷で5日、映画『ドライブ・マイ・カー』の上映後に、濱口竜介監督、西島秀俊、三浦透子、岡田将生、霧島れいかが登壇する舞台あいさつが行われ、観客にオスカー像を披露して「第94回アカデミー賞」国際長編映画賞受賞を報告した。会場は惜しみない祝福の拍手に包まれた。
「観客の皆さんの前でキャストの皆さんと舞台あいさつできることを待ち望んでいた」と濱口監督。西島も「観客の皆さんの力でこの作品が世界に広がっていったと思っています」と感謝の言葉を口にした。
同映画は、「第94回アカデミー賞」にて、日本映画初の作品賞・脚色賞のほか、黒澤明監督『乱』以来36年ぶりの監督賞、是枝裕和監督『万引き家族』以来3年ぶりの国際長編映画賞の4つの部門にノミネートされる快挙を成し遂げた。
3月27日(現地時間)、米ロサンゼルス、ドルビー・シアターで行われた授賞式では、「意外に緊張しなかった」という西島。「作り手の方たちが集まっていて、お互いを称え合う場で、楽しく参加していました。個人的には(主演女優賞のプレゼンターとして登壇した)アンソニー・ホプキンスさんに握手してもらって、写真を撮ってもらいました」とうれしそうに話した。
西島は主演男優賞にノミネートされていたベネディクト・カンバーバッチとも写真を撮ったほか、濱口監督、岡田、霧島も会場でスティーブン・スピルバーグ監督をはじめ、ハリウッドスターや監督たちとの交流に大興奮だったよう。
岡田は監督賞を受賞したジェーン・カンピオン監督から「バッドボーイ」と言われたそう。岡田は『コーダ あいのうた』で助演男優賞を受賞したトロイ・コッツアーに話しかけてみたそうだが、トロイ・コッツアーの方が興奮しすぎて、「僕から何も聞けなかった」と思い出し笑い。霧島はトロイ・コッツアーと2ショット写真を撮ることに成功し、「宝物です」と目を細めた。
濱口監督は「どこを見ても伝説みたいな人が歩いていた。ウィル・スミスさんが通っていったり、ビル・マーレイさんが通っていったり、楽屋裏に入っていったら、フランシス・コッポラ監督とアル・パチーノさんとロバート・デ・ニーロさんがステージに出る準備をしてたり。この世界は何なんだって思いました」と振り返っていた。
仕事の都合で現地に行けなかった三浦だが「画面に皆さんが映っているのが誇らしくて。私がテレビに出ているのを観ている家族はこんな感じなのかな、と思いました」と、受賞の瞬間をリアルタイムで見届けたそう。「私もですが、周りにいた方たちも感動していました。あれはあれで不思議な体験でした。素敵な経験させてもらいました」と話した。
この日、初めてオスカー像を手に持った三浦は「皆さんから重い、重いと聞いていたので、そんなに重くなかった」と拍子抜けするようなリアクションで、西島たちを笑わせていた。