山崎育三郎、ドラァグクイーン役でド派手パフォーマンス Lead古屋敬多、陣内孝則らと歌い踊る超ゴージャスなミュージカルが再演

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 俳優の山崎育三郎(33)が8日、都内で行われたミュージカル『プリシラ』初日公演前日の囲み取材および公開ゲネプロに出席。同公演でドラァグクイーン(女装パフォーマー)を演じる山崎は、胸元の開いた役衣装で登場。「確実に前回より何倍もパワーアップして帰ってきています。笑いあり、涙あり、衣装もゴージャスでこんなに振り幅の広いミュージカルは他にないと思います」と気合十分に意気込んだ。
 2016年12月に上演された日本人キャスト版では完売が続出し、大きな話題を呼んだ。再演について山崎は「約2年ぶりに帰ってきました。今回もほぼチケットがない状態ということで本当にありがたいですし、今一番チケットが取れないミュージカルなんじゃないでしょうか」と自ら太鼓判を押す。
 「衣装を着ると役のスイッチが入ります。(劇中で)何度も着替えるんですけど、僕1人で22着。着替えるごとに自分の気持ちが変わっていきます」と役作りについて明かすと、共演する陣内孝則(60)が「やっぱりムダ毛の処理かしら。デリケートゾーンの処理は大事よ。水着を着たりするから、はみ出さないように」と役になりきって語り、報道陣を笑わせた。
 演出を手掛ける宮本亜門氏(61)は、「再演があると思ってませんでした。初演の時よりも、もっと愛情を入れ込んでいます」と胸を張った。
 原作は、1994年に公開された3人のドラァグクイーンのドタバタ珍道中を描いたオーストラリアの映画。往年のディスコヒッツ満載の同公演は、ドラァグクイーンのティック役を山崎、アダム役をSUPERNOVAのユナク(34)とLeadの古屋敬多(30)(Wキャスト)、バーナデット役を陣内が担当する。