メイウェザーVS朝倉未来、臨戦態勢でバチバチ煽り合い勃発 「利用させてもらう」

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格闘技イベント『RIZIN』が14日、アメリカ・ラスベガスで緊急会見を行い、ボクシング5階級制覇の元王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(45)と、格闘家で人気YouTuberの朝倉未来(29)が、9月に日本で対戦することが発表された。
会見でメイウェザーと並んだ未来は「僕はMMAファイターなので、世界に名前を売るために利用させてもらう。倒します」と宣言した。
メイウェザーはボクシングで史上初めて無敗で5階級制覇し、通算戦績は50戦50勝、試合のたびに記録的なPPVを売り上げて大金を生み出すことから“マネー”の異名を持つ、まさに歴史上最強のボクサー。ボクシング引退後の17年8月に行われたUFC2階級王座のコナー・マクレガーとの一戦は、アメリカ歴代2位のPPV売上となる430万件、同じくアメリカ歴代2位の歴代2位のチケット収入5540万ドルを記録。メイウェザーはこの1戦のみで、約300億円を稼いだと言われている。18年大みそかには『RIZIN』のリングで那須川天心と対戦した(公式記録に残らないエキシビションマッチ)。
一方の朝倉未来は、ストリートファイトをバックボーンに格闘家に転身し、『THE OUTSIDER』で2階級を制覇して2018年から『RIZIN』に参戦。日沖発、ルイス・グスタボ、矢地祐介らを破って頭角を現すと、YouTuberとしても多数の斬新な企画で話題となり、圧倒的なカリスマとして世間から人気を集める。数々のプロデュースなども手掛けるなど、いま日本で最も動向が注目される格闘家。
 未来は4月に行ったORICON NEWSの独占インタビューで、今後の格闘技の展開について「すごい面白いことが進んでいるので、みんな予想しないことが起きると思います」と予告していた。“生きるレジェンド”メイウェザーとの試合は、まさに世界中を驚かせるサプライズとなった。