米俳優ハックマンさんの死因は心臓病、妻はハンタウイルスで1週前に病死 当局発表

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ロイター映像ニュース

米ニューメキシコ州サンタフェの自宅で死亡しているのが見つかったオスカー俳優のジーン・ハックマンさん(95)について、地元当局は7日、心臓病などが死因だと明らかにした。ともに遺体が見つかった妻のベッツィ・アラカワさん(64)はネズミが媒介するハンタウイルスに感染して死亡したという。 ハックマンさんはアルツハイマー病が進行しており、アラカワさんが死亡した1週間後に亡くなった可能性が高いという。2人は先月26日、自宅の別々の部屋で死亡しているのが発見された。 サンタフェの保安官事務所は会見で、ハックマンさんはアルツハイマー病が進行していたため、妻の死を認識できなかった可能性があるとの見方を示した。 当局は、アラカワさんが2月11日ごろに死亡し、ハックマンさんについてはペースメーカーの記録から同18日に死亡したと推定している。 ハンタウイルスは主にシカネズミの排せつ物によって広がり、米国での感染例は少ないが、多くはニューメキシコ、アリゾナ、コロラド、ユタの西部州に集中している。