9割が「1等米」 新米の出荷前検査始まる

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コメの値段の高騰が続く中、今年の新米の出荷に向けて出荷前検査が行われました。
JA福岡市の倉庫では検査員が市内の農家で収穫された「夢つくし」と「恵つくし」の2品種合わせておよそ20トンの粒の状態や水分量などをチェックしました。
去年は猛暑や少ない雨の影響で3等米も多く出ましたが、今年は「恵つくし」のような熱に強い新しい品種の栽培が本格化し、去年より出来栄えも良いということです。
検査した全体のおよそ9割が1等米として格付けされました。JA福岡市早良グリーンセンター大西遊喜さんは「例年であればなかなか1等が出にくい中で、良いスタートになったのかなと価格としては去年より高いかもしれませんけど、農家さんを買い支えてほしいな」と話しました。
検査を終えたコメは、順次直売所などに届けられるということです。